コロナウイルス検出とアッセイ開発
コロナウイルス 2019-nCoV(COVID 19)、MERS(2015)、SARS(2003)の流行など新しいウイルス性疾患があらわれた際には、標的ウイルスを迅速に検出および、同定する方法が求められています。また、このような緊急時には薬物治療やワクチンを開発するための研究努力が加速されます。現在 2019コロナウイルスが流行する中、ウイルスの拡散を抑えるために懸命に働く科学者への供給と支援は喫緊の課題です。
プロメガは、新しいウイルスが人間や動物に感染する分子メカニズムを理解し、正確な検出方法を開発している科学者のみなさまを支援しています。協調的な技術サポート、核酸精製に関する専門知識、増幅&ラベリングテクノロジーを提供して、ワークフローを合理化し、コロナウイルスやその他の新興ウイルス性疾患を研究する研ラボでの作業を促進します。
[ コロナウイルス 研究および ワクチン、治療法の開発についてはこちら ]
NEW!
GoTaq® Probe 1-Step RT-qPCR が厚生労働省・国立感染症研究所による
『臨床検体を用いた2019- nCoV 遺伝子検査方法』に掲載!
Maxwell®でのRNA抽出と組み合わせ、陽性&陰性一致率 100%を達成!
■ ウイルスRNA 検出 簡易マニュアル(日本語)
-GoTaq Probe 1-Step RT-qPCRを用いた2019-nCoV検出マニュアル
■ ウイルスRNA 精製 簡易マニュアル(日本語)
・自動精製:
-Maxwell Viral 鼻咽頭ぬぐい液簡易マニュアル
-Maxwell Viral 喀痰簡易マニュアル
-Maxwell Viral 唾液簡易マニュアル
・マニュアル精製:
-Reliaprep Viral 鼻咽頭ぬぐい液簡易マニュアル
-Reliaprep Viral 喀痰簡易マニュアル
ウイルス分析用の PCR 関連製品
qPCR および RT-qPCR
qPCR および RT-qPCR 製品を含む PCR試薬は、目的のウイルス配列を検出・増幅するために使用されます。これらの試薬はウイルス学の研究に広く使用されています。 GoTaq® Probe 1-Step RT-qPCR System は、米国疾病対策予防センター(CDC)の 2019-Novel Coronavirus Real-Time RT-PCR Diagnostic Panel の推奨マスターミックスオプションです。
XpressAmp™ Direct Amplification Reagents は、事前にRNAやDNAを抽出することなくダイレクトPCRを可能にします。これらの試薬は、qPCR または RT-qPCR アッセイで分析するためのウイルスサンプルの調製に使用されます。
SARS-CoV-2 RT-qPCR Kit for Wastewater は、感染モニタリングや疫学研究のために、前処理された廃水中の SARS-CoV-2 ウイルス RNA を検出するように設計されています。
PCR 試薬 および 関連製品
GoTaq® Probe qPCR and RT-qPCR Systems
Ready-to-use のプローブベース用 qPCR または RT-qPCR マスターミックス
A6101, A6102, A6120, A6121, A6110
XpressAmp® Direct Amplification Reagents
Fast, RNA extraction-free method to prepare viral samples for PCR-based amplification.
A8882, A8880
SARS-CoV-2 RT-qPCR Kit for Wastewater
Detect SARS-CoV-2 RNA in preprocessed wastewater with high efficiency and sensitivity.
AM2100, AM2110, AM2120, AM2130, AM2140, AM2150, AM2160, AM2170, AM2180, AM2070, AM2050, AM2060
アプリケーションノート(増幅)
唾液からのダイレクト増幅
Viral RNA detection from Saliva using XpressAmp® lysates: GoTaq® Probe 1-Step RT-qPCR System; Luna® Universal Probe One-Step qPCR Kit
Viral RNA detection from Saliva using SalivaDirect™ and GoTaq® Probe 1-Step RT-qPCR System: CFX; 7500
参考文献
RT-PCR:
Diagne, M. et al. (2020) Dianke virus: A new mesonivirus species isolated from mosquitoes in Eastern Senegal. Virus Research 275, 2 January 2020, 197802.
Alves, M.T. et al. (2018) Mamastrovirus 5 detected in a crab-eating fox (Cerdocyon thous): Expanding wildlife host range of astroviruses. Comparative Immunology, Microbiology and Infectious Diseases 58, 36-43.
ウイルス RNA 検出のための qPCR :
Cai, M. et al. (2020) The R251K Substitution in Viral Protein PB2 Increases Viral Replication and Pathogenicity of Eurasian Avian-like H1N1 Swine Influenza Viruses. Viruses 12(1), 52.
ウイルスの構造と特性解析:
Wicht, O. et al. (2014) Proteolytic Activation of the Porcine Epidemic Diarrhea Coronavirus Spike Fusion Protein by Trypsin in Cell Culture. J. Virol. 88(14), 7952–7961.
スケール変更可能なウイルス核酸抽出のソリューション
ウイルス核酸を精製するための信頼性の高いプロメガ精製ケミストリは、様々なサンプル処理のニーズに対応するために、手動および自動フォーマットとしてご利用いただけます。
1〜48 サンプルの自動精製用の Maxwell®装置 および専用カートリッジベースキットに加えて、Maxwell®HT抽出ケミストリーは、ハイスループット液体ハンドリングロボットを用いた自動化やマルチチャンネルピペッターを用いたマニュアルで実施される96ウェルプレートベースフォーマットでも利用可能です。また、様々なウイルスの手動抽出キットとプロトコルも提供しています。これらのウイルス核酸抽出ケミストリは、コロナウイルス(SARS-CoV-2)テストを開発し、COVID-19パンデミックのソリューション見つけるための研究を支援するために利用することができます。
ウイルス核酸抽出の自動化
Maxwell® 自動核酸精製装置は、Maxwell® Viral Total Nucleic Acid 精製キットと共にに使用して、1回に最大48個のサンプルからウイルス核酸を抽出します。
Maxwell® Viral Total Nucleic Acid Purification Kits
ハイスループットな自動化またはマニュアルによる精製ケミストリー
Maxwell® HT Viral TNA Kit
Maxwell®HT Viral TNAキットは、磁性レジンを利用することにより ロボット液体ハンドラーによる自動化と分離を容易にします。このキットは、マルチウェルプレートでの手動精製にも使用できます。Tecan 社、Hamilton 社、Eppendorf 社、Kingfisher 社の ロボットでも Maxwell®HT Viral TNA Kit プロトコル例、および手マニュアルでの精製プロトコル例については、以下のアプリケーションノートをご覧ください。
詳細についてはお問い合わせください。
ReliaPrep™ Viral TNA Miniprep Kit, Custom
ReliaPrep™ Viral TNA Miniprep Kit は、カスタムオーダーで入手でき、スピンカラムを使用して、ウイルスサンプルの高速遠心分離処理を行います。プロトコルの例については、下記のアプリケーションノートを参照ください。
精製スケールアップと自動化へのサポート
プロメガは、ご利用の機器プラットフォームに関係なく、ウイルスRNA抽出の自動化を実装または最適化をサポートさせて頂きます。
自動化に不慣れな方、早急な実装が必要な方、ウイルスの核酸精製方法の選択と適応についてサポートが必要な場合は、弊社がお手伝いいたします。我々が有するケミストリーあるいは機器に関する専門知識とお客様との協力により最適化したワークフローを構築してラボのニーズに対応します。
ウイルス RNA 抽出 の アプリケーションノート
マニュアル精製
ReliaPrep™ Viral TNA Miniprep Kit, Custom
Viral RNA from Transport Medium
Maxwell® HT Viral TNA Kit
Viral RNA from Sputum (96-well)
Maxwell® 装置による自動精製
Maxwell® RSC Instrument
Viral RNA: CDC 2019-nCoV EUA Extraction Protocol
Viral RNA from Saliva: Oragene-RE-100; Oragene OM-505; Oragene OR-100; MP+ R-2000; Norgen RNA; Spectrum SDNA-1000
RNA from Viral Transport Medium
Viral RNA from Wastewater Concentrate
Maxwell® 16 Instrument
参考文献
Viral RNA Extraction Using Maxwell® 48:
Jaeger, A.S. et al. (2018) Zika viruses of both African and Asian lineages cause fetal harm in a vertical transmission model. PLOS Neglected Tropical Diseases doi: 10.1371/journal. pntd.0007343
Chantal Reusken, C. et al. (2019) Toscana, West Nile, Usutu and tick-borne encephalitis viruses: external quality assessment for molecular detection of emerging neurotropic viruses in Europe, 2017. Euro Surveill. Dec 12; 24(50): 1900051.
We are committed to supporting our customers who are working to help those most affected find solutions.
ウイルス研究のための レポーターテクノロジー
ルシフェラーゼレポーター
ルシフェラーゼレポーターは、潜在的な治療効果のモニタリング、ウイルス抗体の in vitro アッセイや動物モデルにおけるウイルスのイメージングなどを行うためのシンプルで便利な方法を提供します。NanoLuc®ルシフェラーゼはサイズが小さいため、レポーターウイルスの作成に適しています
レムデシビル(RDVまたはGS-5734)は、米国での SARS-CoV-2(以前の2019-nCoV)の最初の症例の治療に使用されました。RDV はどの国でも承認された薬ではありませんが、SARS-CoV-2ウイルスに対処するために世界中の様々な機関からの要請を受けています。この研究をサポートするNanoLuc®ルシフェラーゼレポーターの使用については、こちらをご覧ください。
参考文献
抗ウイルス剤候補の評価:
Zhang, L. et al. (2020) Alpha-ketoamides as broadspectrum inhibitors of coronavirus and enterovirus replication. Structure-based design, synthesis, and activity assessment. J. Med Chem. DOI: 10.1021/ acs.jmedchem.9b01828. Publication Date (Web): 11 Feb 2020
Sheahan, T.P et al. (2020) Comparative therapeutic efficacy of remdesivir and combination lopinavir, ritonavir, and interferon beta against MERS-CoV. Nature Communications 11, Article number: 222.
Nanoluc® ルシフェラーゼと融合させたウイルスタンパク質を用いた血清中のウイルス抗体テスト:
Wang, W. et al. (2019) A novel luciferase immunosorbent assay performs better than a commercial enzyme-linked immunosorbent assay to detect MERS-CoV specific IgG in humans and animals. Biosafety and Health 1(3), 134-143.
生物発光イメージングによる ウイルス分布のモニタリング :
Shen, L. et al. (2019) High-Throughput Screening and Identification of Potent Broad-Spectrum Inhibitors of Coronaviruses. DOI: 10.1128/ JVI.00023-19. J. Virol. 93(12), e00023-19.
SARS-CoV-2 の研究、ワクチンまたは治療法の開発
レポーターおよび細胞生存性アッセイ、RT-qPCR および RNA 合成システムは、ウイルス: 宿主の相互作用、細胞内におけるウイルスの核酸またはタンパク質の追跡、宿主細胞の生存性や代謝状態のモニタリングなどウイルスによる疾患の主要な特性を研究するうえで広く使用されています。
PCRおよび血清学的検査
コロナウイルスSARS-CoV-2のニュースとアップデート
Last updated May 26, 2020
新型コロナウイルス(2019-nCoV)は 2019 後期に現れ、現在ではグローバルなパンデミックの原因となっています。このウイルスは、研究者や公衆衛生当局にこれまでにない深刻な課題を提示しています。私たちはこれまで世界中の研究者の方に最新の研究ツールをお届けしてきた経験を基に、この新型ウイルスの理解と感染症の治療薬の開発に向けた研究を支援したいと考えています。
2019 新型コロナウイルスについて知っていること
最新のニュースと治療薬開発について
サイトカインストーム: COVID 19 の一部のケースで病状がより深刻になってしまう理由
Oct 27, 2021
抗体検査によるCOVID-19パンデミックとの闘い:血清学的アッセイの重要性
Nov 1, 2021
コロナウイルスのパンデミックに対処するお客様のご要望を満たすために
Oct 18, 2021
Custom PCR Optimization により開発された Logix Smart™ COVID-19 Test
Nov 17, 2021
緊急のニーズに対応する柔軟な自動精製ソリューション
Dec 10, 2021