P450-Glo™ CYP 1A2 Assay は発光法を利用してシトクロムP450 CYP 1A2 活性を測定するホモジニアスタイプのシステムです。このアッセイはルシフェラーゼ酵素の基質である甲虫ルシフェリンの誘導体である発光 P450 基質を採用しています。この誘導体は P450 により ルシフェリンに変換されることでルシフェラーゼの基質となり、 P450 活性に比例した発光を生じます。
この発光アッセイは非常に高感度でバックグラウンドも低く、広いダイナミックレンジを示します。P450の基質であるルシフェリン誘導体と安定化された組換えルシフェラーゼ (Ultra-Glo Luciferase) および特殊なバッファーシステムにより ”グロータイプ (長時間発光)” の発光シグナルを生じます。発光半減期は 2時間以上なのでインジェクターを備えたルミノメーターを使用する必要はなく、プレートのバッチ処理も可能です。発光測定フォーマットなので時間のかかる HPLC などの分析に比べ非常に簡便です。
ルシフェリンベースの基質は容易に細胞へ取り込まれ、細胞内でただちにルシフェリンに変換されるためインキュベーションも短時間(通常 30- 60 分)で終了します。シトクロム P450 阻害剤スクリーニングにおいて被験物質のルシフェラーゼ阻害による偽陽性も最小限に抑えられており、96- または 384-ウェルプレートフォーマットで得られる Z´ 値は 0.8 以上で信頼性の高い測定が可能です。
P450-Glo™ CYP1A2 Induction/Inhibition Assay :CYP1A2用の新しい基質が含まれており、ヒト CYP1A2 に関連する様々なアプリケーションに適しており細胞ベースのアプリケーションには最も適した基質です。Luciferin-1A2 は速やかに細胞に取り込まれると CYP1A2 によりルシフェリン誘導体に変換されます。さらに、D-cysteine を添加することによりこのルシフェリン誘導体は 迅速にルシフェリンに変換されます。細胞に luciferin-1A2 を添加後、アッセイは約1時間以内に完了します。luciferin-1A2 の使用により低いバックグラウンドと高いシグナル/ノイズ比が得られるため使用するサンプル量も抑えることができます。
P450-Glo™ CYP1A2 Screening System :発光シトクロム P450 アッセイに必要な全ての試薬を供給します。このシステムにはヒト 組換えシトクロム P450 酵素を含むメンブレン、発光 P450 基質、NADPH 再生システム、反応バッファー、ルシフェリン検出試薬およびルシフェリンフリー水が含まれます。メンブレンはバキュロウイルス感染昆虫細胞より調製されヒト シトクロム P450、P450 リダクターゼおよびシトクロム b5を含みます。またP、450-Glo™ Screening System にはネガティブコントロールとしてシトクロム P450 活性のない膜画分も含まれます。このアッセイは薬剤や新規化合物のシトクロム P450 酵素活性への影響をテストするのに最適なアッセイです。
【カルタヘナ】対象品 (Screening System のみ)
【毒劇物】対象品 (Induction/Inhibition Assayのみ) ※SDSは本ページ下部より入手ください。
【Q&A】 P450-Glo
【パフォーマンス】発光法によるシトクロムP450アッセイ 優れた感度を有するP450測定発光試薬によるスクリーニング
【アプリケーション】
Tecan Freedom EVO 200と各種発光試薬を組み合わせた薬剤開発プロファイリング
1536フォーマットで各種発光/蛍光試薬を用いた化合物プロファイリング 3種類のCYP3A4基質特性 ラット肝細胞P450活性