なぜ RealTime-Glo™ MT 細胞生存性アッセイを使用するのか?
RealTime-Glo™ MT 細胞生存性アッセイを使用することで、同じウェル内の細胞を最大72時間にわたって継続的にモニタリングでき、処理の作用機序に関する時間依存性および濃度依存性の詳細な情報を得ることが可能です。アッセイ試薬は、播種時、処理中、あるいは処理終了時のいずれのタイミングでも細胞に添加できます。細胞洗浄、培地除去、追加試薬の添加は不要です。
このアッセイは非溶解型で応答も迅速なため、同じウェル内で時間経過に伴う生存性の変化を継続的に観察可能です。これにより、他の細胞ベースアッセイとの多重測定や下流アプリケーションとの組み合わせが容易になります。本アッセイは生細胞の還元能を測定対象としており、ATP非依存型であるため、生存性または細胞毒性の評価における直交的な手法として有用です。
【簡易マニュアル】日本語
※日本語マニュアルは英語版を翻訳したものですが、常に更新されるものではありません。最新のマニュアルについては下記の ”Complete Protocol” をご覧ください。
RealTime-Glo™ MT 細胞生存性アッセイを用いたオルガノイドの薬剤毒性評価の方法についての記事をご覧いただけます。
RealTime-Glo™ Assayは、細胞生存性の確立された指標である還元能を測定します
アッセイ原理
RealTime-Glo™ MT Cell Viability Assay では、培養培地中で非細胞溶解性の NanoLuc® ルシフェラーゼ反応が進行します。NanoLuc® ルシフェラーゼおよびMT Cell Viability Substrate を細胞培養培地に添加すると、MT Cell Viability Substrate は細胞内に拡散し、細胞内で還元されることにより NanoLuc® 基質が生成されます。この基質は再び細胞外に放出され、培地中の NanoLuc® ルシフェラーゼによって直ちに利用されます。この基質を還元できるのは代謝的に活性な細胞のみであり、得られる発光強度は培養中の生細胞数に比例します。死細胞は基質を還元することができません。
時間を節約し、細胞培養および試薬のコストを削減
1枚の RealTime-Glo™ アッセイプレートで複数枚のエンドポイントアッセイプレートと同等の情報を取得
A549細胞(500細胞/ウェル)を、RealTime-Glo™ MT 試薬および種々の濃度のボルテゾミブ(bortezomib)を含む培地中に384ウェルプレートで播種し、Tecan M200 プレートリーダー(ガスコントロールモジュール付き、37°C/5% CO₂)を用いて、各ウェルの発光シグナルを1時間ごとに72時間にわたり測定した。
各時点のデータをプロットし、それぞれの時点におけるEC₅₀を算出した。
細胞生存性の変化を迅速に検出
RealTime-Glo™ MT Cell Viability Assayは、生細胞によるMT細胞生存性基質の連続的な還元と、NanoLuc® ルシフェラーゼによる迅速な基質利用に依存した発光シグナルを生成する。一方、還元能を基盤とする従来のアッセイ(alamarBlue、MTT)はシグナル蓄積型であり、同一ウェル内でのリアルタイムな細胞死の検出は困難である。本実験では、A549細胞に1% Triton® X-100を処理し、所定の時間経過後に生存性アッセイ試薬を添加してインキュベートした。
細胞播種、処理中またはエンドポイントのどこでも試薬を添加できます
柔軟にアッセイをセットアップ
RealTime-Glo™ アッセイを使えば、細胞生存性をリアルタイムでモニタリングすることも、エンドポイントで検出することも可能です。アッセイの設計は自由に行えます。生存性を測定したい任意のタイミングで、RealTime-Glo™ 試薬を細胞に添加してください。本アッセイは、96ウェル、384ウェル、1536ウェルプレートを用いたハイスループットスクリーニングにも対応しています。
マルチプレックスアッセイで、1つのサンプルから多次元データを取得
非溶解型のライブセルアッセイである RealTime-Glo™ Assayは、下流アプリケーションと高い互換性があり、他のアッセイとの多重解析(マルチプレックス)も可能です。これにより、貴重なサンプルを節約しながら、1サンプルあたりで得られる情報量を高めることができます。
Protocols
Specifications
Catalog Number:
選択製品の構成品内容
| Item | Part # | Size |
|---|---|---|
NanoLuc® Enzyme, 1,000X |
E499A | 1 × 10μl |
MT Cell Viability Substrate, 1,000X |
G971A | 1 × 10μl |
選択製品の構成品内容
| Item | Part # | Size |
|---|---|---|
NanoLuc® Enzyme, 1,000X |
E499A | 10 × 10μl |
MT Cell Viability Substrate, 1,000X |
G971A | 10 × 10μl |
選択製品の構成品内容
| Item | Part # | Size |
|---|---|---|
NanoLuc® Enzyme, 1,000X |
E499B | 1 × 100μl |
MT Cell Viability Substrate, 1,000X |
G971B | 1 × 100μl |
Resources
技術記事
- Reproducible Drug Screening Assays Using Single Organoids
- Determination of Optimal Culturing Conditions of Patient Derived Colorectal Cancer Organoids
- High-throughput toxicity assessment of chemical mixtures in human hepatic organotypic cultures
- Folate and Vitamin B12 Deficiency Exacerbate Inflammation during Mycobacterium avium paratuberculosis (MAP) Infection.
その他
- Application Note: Manual RNA Purification from 3D Microtissues after RealTime-Glo™ MT Cell Viability Assay
- Webinar: Real-Time Cell Health Assays Reveal More Relevant Biology
- Application Note: Automated RealTime-Glo™ MT Cell Viability Assay Multiplexed with CellTox™ Green Cytotoxicity Assay on the CyBio FeliX from Analytik Jena
- Application Note: Automated RealTime-Glo™ MT Cell Viability Assay on the CyBio FeliX from Analytik Jena
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