JM109コンピテントセルは、Hanahan法の変法により調製されています。
JM109は相同組換えに関わる遺伝子の一部を欠損し、非特異的エンドヌクレアーゼ I の機能欠損であるK株に属し、DNAの欠失や置換などを最小限に抑え、得られるプラスミドDNAの品質を向上させることができます。また、青/白スクリーニングを可能にするF因子を保持しています。
異なる形質転換効率を示す2種類のM109コンピテントセルを提供しています(高効率:> 108 cfu/μg、サブクローニング効率:> 107 cfu/μg)。1度に複数個のトランスフォーメーションを行う場合は200μl分注品が適しています(200μl分注品にはコントロールDNAも付属)。さらに利便性が向上した小分けされた50μl分注品も提供しています。
JM109遺伝子型: endA1 recA1 gyrA96 thi-1 hsdR17 (rK–, mK+) relA1 supE44 Δ(lac-proAB) / F' [traD36 proA+B+ lacIq lacZΔM15]
- 簡便性:すぐに使用でき、調製が不要
- 信頼性:形質転換効率を保証
- 安全性:recA1 により不測の組換えを防ぎ、endA1 によりヌクレアーゼの混入の無いDNAミニプレップが可能
さらに知りたい方は、プロトコール&ガイド(英語)をご覧ください。
- Hanahan, D. (1985) DNA Cloning, Vol. 1, Glover, D., ed., IRL Press, Ltd., 109.