RNasin® Ribonuclease Inhibitor
真核生物由来RNaseに対する広範な阻害活性
- ネイティブ型、リコンビナント型、酸化耐性型のラインアップを提供
- SP6、T7、T3 RNAポリメラーゼ、GoScript™リバーストランスクリプターゼ、AMVまたはM-MLVリバーストランスクリプターゼ、 Taq DNAポリメラーゼの活性を阻害しない
- 多様な下流アッセイで使用可能;pH 5〜8の広範な範囲で真核RNaseを阻害
- 広い温度範囲にわたって阻害活性を維持
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Catalog Number: N2111
Catalog Number: N2115
Catalog Number: N2511
Catalog Number: N2515
Catalog Number: N2611
Catalog Number: N2615
RNasin®:RNase阻害における信頼のブランド
プロメガのRNasin®リボヌクレアーゼ阻害剤は、RNaseによるRNA分解からの保護における業界標準として広く使用されています。RNasin®阻害剤は多くの学術論文で採用されており、世界中で最も広く利用されているRNase阻害剤の一つです。RNA抽出、RT-PCR、in vitro転写など、RNase汚染のリスクがあるあらゆる実験でご使用いただけます。
RNasin®阻害剤には、ネイティブ型とリコンビナント型の2種類に加え、酸化耐性を高め、最大70℃までの加熱安定性を備えた強化版のRNasin® Plusもご用意しています。
RNasin® Ribonuclease Inhibitor
- RNase A、B、Cおよびヒト胎盤由来RNaseに対する阻害活性
- 逆転写酵素などの他のRNaseや修飾酵素を阻害しない選択性
- RNA抽出時の収量向上、およびRT-PCR、cDNA合成、マイクロアレイ、in vitro転写/翻訳における性能の向上
RNasin® Plus Ribonuclease Inhibitor
- RNasin® Ribonuclease Inhibitorのすべての実績ある特長を保持
- 酸化および熱に対する高い安定性:70 ℃で最大15分間の活性維持
- サンプルの長期保存に特に適した設計
どんなに注意していても、RNase汚染は起こり得ます
RNaseはあらゆる場所に存在し、RNAの分解を引き起こしてRNAの完全性を損なう原因となります。RNA精製の過程や、その後の取り扱い中にもRNase汚染が発生する可能性があります。RNasin®リボヌクレアーゼ阻害剤は、RNase Aファミリーおよびヒト胎盤由来RNaseに対して非共有結合で結合することで、これらのRNaseの活性を効果的に阻害します。
本実験では、ある学術研究室のRNAフリーエリアで保管されていたバッファーおよび水のストック溶液9種について、RNase汚染の有無を検証した。サンプルは使用期間が1〜14か月であり、各サンプルから35 µlを回収して2等分し、5 µgのRNAおよびRNase ONE™ 10Xバッファーと混合した。片方のサンプルにはRNasin® Ribonuclease Inhibitor(40u)を添加し、両者を37 °Cで一晩インキュベートした。レーン1はマーカー、レーン2はRNAコントロール、レーン3〜11は研究室内で使用されていた各種溶液である。
検証した9サンプルのうち7サンプルにおいて、程度の差はあるもののRNase汚染が確認された。一方、すべてのサンプルにおいて、 Recombinant RNasin® Ribonuclease Inhibitorを添加した条件では、37 °Cでの一晩インキュベート後もRNAは分解されず、完全性が保たれていた。実験の詳細は本技術記事に記載されている。
どれも同じだと思っていませんか?
一部のRNase阻害剤は、プロメガのRNasin®リボヌクレアーゼ阻害剤と比較して、RNAを保護する効果が半分以下であることが報告されています。
本試験では、RT-qPCR反応中におけるRNase Aの活性を抑制する能力について、RNasin® Ribonuclease InhibitorとRNaseOUT™を比較しました。各条件においてRNAをRNase A存在下で逆転写および増幅した結果、RNasin®を使用した反応では、RNase存在下でもmRNA量が高く、より強力なRNA保護効果が示されました。
RNase汚染を防ぐ実験環境の整え方
専用の機器、試薬、実験器具などを備えた「RNA専用作業エリア(RNA Only Work Zone)」を研究室内に設けましょう。以下のヒントを参考に、RNase汚染を防ぐための環境づくりにお役立てください。
- RNAやRNA関連試薬を扱う際は、手袋を着用し、無菌操作を徹底。
- RNase汚染の主な原因は、手指、埃に付着した細菌やカビ。
- 滅菌済みの使い捨てプラスチック製品の使用。
- RNaseフリーで出荷される製品は、追加処理なしでそのまま使用可能。
- 再使用可能なガラス器具やプラスチック器具は使用前に処理が必要。ガラス器具は250 °Cで一晩加熱処理。
- プラスチック器具は0.1N NaOH/1 mM EDTAで洗浄後、DEPC処理水でリンス。
- RNA抽出・解析用の試薬や溶液は「RNA専用」として区別し、他用途と分離保管。
- これらの専用試薬を取り扱う際も手袋着用と無菌器具の使用を徹底。
- オートクレーブだけではRNaseを完全に失活できない点に注意!
- 実験室で調製する溶液は、0.05% DEPCで処理し一晩インキュベート後、オートクレーブで30分加熱(DEPC除去目的)。
- RNA分解防止にはRNasin® Ribonuclease Inhibitorの併用が有効。
由来、ユニット定義、品質管理(QC)、保存バッファー
由来
Recombinant および RNasin® Plus:組換え E. coli (カタログ番号 N2511, N2515, N2611, N2615)
Native:ヒト胎盤由来 (カタログ番号 N2111, N2115)
ユニット定義
1ユニットは、5 ngのリボヌクレアーゼAの活性を50%阻害するのに必要なRNasin® Ribonuclease Inhibitorの量とする。活性は、リボヌクレアーゼAによるシチジン2,3´-環状一リン酸の加水分解の阻害によって測定される。
保存バッファー
20mM HEPES-KOH (pH 7.6 at 4°C), 50mM KCl, 8mM DTT および 50% (v/v) glycerol.
品質管理(QC)
SDS-PAGEによる純度評価、DNase活性試験、RNase活性試験、潜在的RNase活性試験(latent RNase)エンドヌクレアーゼ活性試験
仕様
Catalog Number:
選択製品の構成品内容
| Item | Part # | Size | Concentration |
|---|---|---|---|
|
RNasin® Ribonuclease Inhibitor |
N211A | 1 × 2,500u | 40u/μl |
選択製品の構成品内容
| Item | Part # | Size | Concentration |
|---|---|---|---|
|
RNasin® Ribonuclease Inhibitor |
N211B | 1 × 10,000u | 40u/μl |
選択製品の構成品内容
| Item | Part # | Size | Concentration | Available Separately |
|---|---|---|---|---|
|
Recombinant RNasin® Ribonuclease Inhibitor |
N251A | 1 × 2,500u | 40u/μl | View Product |
SDS
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使用制限
For Laboratory Use. Outside of the United States, this product is intended for research use only unless otherwise stated.保存条件
選択製品の構成品内容
| Item | Part # | Size | Concentration |
|---|---|---|---|
|
Recombinant RNasin® Ribonuclease Inhibitor |
N251B | 1 × 10,000u | 40u/μl |
SDS
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選択製品の構成品内容
| Item | Part # | Size | Concentration |
|---|---|---|---|
|
RNasin® Plus RNase Inhibitor |
N261A | 1 × 2,500u | 40u/μl |
SDS
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選択製品の構成品内容
| Item | Part # | Size | Concentration |
|---|---|---|---|
|
RNasin® Plus RNase Inhibitor |
N261B | 1 × 10,000u | 40u/μl |
SDS
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