Flexi®Vector Systemは、タンパク質コード配列を簡便、パワフルに方向性を維持してクローニング(ダイレクショナルクローニング)する方法を提供します。このクローニング法は2種類のレアカッター制限酵素SgfIおよびPmeI がベースとなっており、様々なFlexi®ベクター間でタンパク質コード領域を移し換える迅速、効率的、フィデリティーの高い方法で、シークエンシングをする必要もありません。
以下のベクターは哺乳動物細胞内でCMVプロモーターにより高レベルなタンパク質発現を行うためにデザインされており、選択マーカーの有無を選べます。pFN9Aベクターにはウミシイタケルシフェラーゼが含まれるためトランスフェクションコントロールとしても使用することができます。pFN9Aベクターはレポーターアッセイのために外因性のタンパク質(例:転写因子受容体)も発現させる必要がある場合など、pGL4ホタルルシフェラーゼベクターを補完するためにデザインされています。すべてのインサートはTNT®T7Quick System(Cat.# L1170)による無細胞発現により確認することができます。
備考:Flexi®ベクターには致死性のバーナーゼ遺伝子が含まれているため、サブクローニングを行う上でインサートを含まないバックグラウンドコロニーを低減することができます。Flexi®Vector Cloning Systemではバーナーゼを目的のインサートで置き換えます。インサートとの交換前のバーナーゼを含むベクターは、標準的な実験室の大腸菌株では増やせません。
注: 20,000以上のヒトORFを揃えるFlexi®ベクターベースのFlexi®クローンについてはこちらをご覧ください。
- 多用途:哺乳動物発現にも対応するFlexi®システム
- 時間の節約:効率の高い移換え法により、バックグラウンドコロニーを排除する手間もなく、そのまま組換えクローンを使用可能
- 生産性の向上:スクリーニングプロジェクトなどハイスループットフォーマットにも対応
- ランセンスなし:ライセンスフィーや複雑な譲渡制限なし
- 様々な種類のベクターから用途にマッチしたベクターへのORFクローニングおよびインサートの移換え
さらに知りたい方は、プロトコール&ガイド(英語)をご覧ください。
20,000以上のヒトORFを揃えるFlexi®ベクターベースのFlexi®クローンについてはこちらをご覧ください。
【ライセンス】pF9Aベクター 【Flexi®Vector の機能別リストについて】日本語 【ベクターマップ&シークエンス】日本語
【パフォーマンス】タンパク質コード領域のクロー二ングおよび発現のための 新しいシステム
【Q&A】G418 Flexi® Vector
Flexi® Vector System について
Flexi® Vector System はタンパク質コード配列のディレクショナルクローニング (directional cloning) を行うシンプルで強力なシステムです。2種類のレアカッター制限酵素 SgfI および PmeI による消化をベースにしており、様々な Flexi® Vector 間でのタンパク質コード領域を迅速、効率的、高い忠実性で移換えられるので、シークエンスの確認も不要です。組換えクローンをそのまま使用できるため、バックグラウンドコロニーよりスクリーニングする時間を節約することができます。 また、Flexi® system の汎用性により様々な発現系や融合タグより選ぶことができます。ダイレクトな組換えは2つのN末端タグベクター間またはN末端ベクターからC末端ベクターで行うことができます。
備考:サブクローニングを行う上で、遺伝子が挿入されていないバックグラウンドコロニーを低減するためにFlexi® Vector にはバーナーゼ致死遺伝子が含まれています。Flexi® Vector Cloning System ではバーナーゼ遺伝子と目的遺伝子が置き換わります。購入した空の Flexi® ベクターは標準的な実験で用いられる大腸菌株では増やすことはできません。
すぐに使用できる HaloTag® Flexi® ORF クローン
プロメガの Flexi® ORF Clone は ヒト ORF 20,000 クローン、マウス ORF 15,000 クローン を揃えたクローンコレクションで 、Flexi® HiBiT ベクターへも容易にORFを移換えることができます。詳細についてはORFこちらをご覧ください。