タンパク質解析と複合体精製

プロメガは、エピジェネティクス研究向けのタンパク質精製・相互作用製品を提供しています。ヒストン修飾の解析やタンパク質結合パートナーの同定を、迅速かつ効率的に行うことができます。これらの修飾を「読み取る・書き込む・消去する」タンパク質を同定することは、エピジェネティック制御の複雑なメカニズムの解明において重要です。

HaloTag®テクノロジーを活用した、タンパク質精製・プルダウン・アレイ向けのソリューションをご用意しています。HaloTag® Protein Purification Systemは、アフィニティタグよりも高い効率と特異性でタンパク質を精製できるよう設計されています。

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タンパク質解析と複合体精製の基礎

ヒストンを介した制御の大部分は、アセチル化、メチル化、リン酸化、ユビキチン化、SUMO化などのヒストン修飾に起因しています。クロマチン免疫沈降(ChIP)は、これらのヒストン修飾を「読み取る・書き込む・消去する」タンパク質を同定するための強力なアッセイです。ChIP解析では、タンパク質:タンパク質複合体およびタンパク質:DNA複合体を架橋した後、目的タンパク質に対する抗体を用いて免疫沈降・精製を行います。次に、免疫沈降した材料からPCRにより目的DNA配列を増幅します。また、免疫沈降したDNAをシーケンシングしたり、マイクロアレイで解析して標的配列を同定することも可能です。

タンパク質:DNA相互作用の解析は、クロマチンリモデリングや転写に関する重要な情報をもたらすことが多くあります。タンパク質精製は、個々のタンパク質や複合体を解析し、他のタンパク質・DNA・RNAとの相互作用を同定するための基本的なステップです。目的のスケール・スループット・下流のアプリケーションに応じて、さまざまなタンパク質精製の手法が存在します。タンパク質精製には、①細胞破砕、②タンパク質のマトリックスへの結合、③洗浄、④溶出という4つの基本ステップがあります。天然タンパク質の精製は難しい場合があるため、アフィニティ精製タグを目的の組み換えタンパク質に融合させ、そのタグを利用してタンパク質を捕捉・検出する方法がよく用いられます。