イムノアッセイ
プロメガのイムノアッセイ試薬および抗体ベースの検出システムには、最新の Lumit® イムノアッセイのほか、従来の ELISA またはウエスタンブロッティング技術で使用される一連の一次および二次抗体および検出試薬が含まれます。
Lumit® イムノアッセイは、サンドイッチELISAやウエスタンブロットを含む従来のイムノアッセイ法に代わるよりシンプルで迅速な方法を提供します。生物発光に基づく本法は、わずか30分で完了することができます。この技術を用いた製品としてタンパク質のリン酸化、サイトカイン、代謝産物または新生児のFc受容体結合を検出するためのキットなどいくつかのタイプのLumit®イムノアッセイを提供しています。独自のLumit®アッセイを構築するための Lumit® 検出試薬とラベリングキットもご利用いただけます。
おすすめのイムノアッセイ製品
Lumit® Immunoassay Labeling Kit and Detection Reagents
Lumit®イムノアッセイ開発のための抗体標識キットと検出試薬
VB2500, VB2010, VB2020, VB2030, VB4050, VB4060
Lumit® Immunoassay Cellular Systems
細胞ライセート中の標的レベルを迅速に測定する洗浄のいらない発光イムノアッセイ
W1201, W1202, W1203, W1331, W1332, W1333, W1220
Lumit® SARS CoV-2 Spike RBD: hACE2 Immunoassay
SARS-CoV-2 スパイクタンパク質の受容体結合ドメイン(RBD)とヒトアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)の相互作用を測定する、洗浄不要のホモジニアス発光アッセイ
イムノアッセイとは
イムノアッセイは、抗体が特定の抗原と結合して検出できる性質を利用した、便利で広く使用されている検出手法です。代表的な免疫アッセイには、ELISA(Enzyme Linked Immunosorbent Assay:酵素免疫測定法)やウエスタンブロッティングがあります。
ELISAは、マルチウェルプレート上で複数のフォーマットで実施されます。サンドイッチELISAでは、抗体がプレート表面に固定され、血漿や血清といったサンプルから目的抗原を捕捉します。洗浄ステップの後に、抗原に結合する第2抗体を添加し、「抗体–抗原–抗体」のサンドイッチ構造が形成されます。この第2抗体は、検出のための酵素基質で標識されている場合や、種特異的な標識二次抗体(例:抗ヒトIgG)を用いて検出される場合があります。その他のELISAフォーマットでは、プレートに目的抗原を直接固定し、サンプル中の抗体を検出する方法もあります。これらの抗体も、標識された二次抗体を用いて検出されます。
酵素免疫アッセイ(EIA)では、検出抗体に結合した酵素がシグナルを生成し、元のサンプル中に含まれる目的抗原の量に比例した発色が得られます。イムノアッセイのフォーマットに応じて、この発色の程度は吸光度測定プレートリーダーや蛍光プレートリーダーを用いて検出・定量されます。
ウエスタンブロッティングでは、サンプル中の個々のタンパク質をゲル電気泳動により分離し、ニトロセルロース膜に転写した後、特定の抗原に対する標識抗体を用いて検出します。洗浄ステップの後、結合した抗体は、標識された一次抗体または二次抗体によって生成される発色、蛍光、あるいは化学発光シグナルによって可視化されます。
ELISAおよびウエスタンブロットは、特異性・感度・比較的簡便な操作性といった利点がありますが、複数回の洗浄やインキュベーションを含むため、実施には時間がかかります。また、ステップ数が多いため、アッセイ間のばらつきが大きくなる原因となることもあります。
Lumit® イムノアッセイは、ウエスタンブロットやELISAとは異なり、洗浄不要・迅速かつ高感度な発光ベースの検出法を提供する免疫アッセイです。このアッセイは、NanoLuc® Binary Technology(NanoBiT®)に基づいており、抗体または抗原に、NanoBiT®ルシフェラーゼのサブユニットであるSmBiT(Small BiT)およびLgBiT(Large BiT)をそれぞれ化学的に標識します。目的分子が存在すると、2つのサブユニットが近接し、SmBiTとLgBiTが再構成されて活性型のルシフェラーゼ酵素が形成されます。この酵素が発光を引き起こし、マイクロプレートリーダーで測定可能な明るいシグナルが得られます。