特定のシグナルパスウェイの活性化を示す細胞株を構築することは、シグナルパスウェイの構成要素を解析する上で非常に有用です。これらのツールは最小限プロモーター (minP) の上流に応答配列を挿入することにより作成されます。プロメガは、最適化されたluc2 ホタルルシフェラーゼ遺伝子を用いて様々なパスウェイの活性をレポーティングするためにデザインされたpGL4ベースのベクターを提供しています。これらのベクターにはハイグロマイシン耐性選択マーカーが組み込まれており、トランジェントなトランスフェクション実験だけでなく安定細胞株の選択も行うことができます。
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パスウェイレポーターの構築には、それぞれ異なる組換えホタルルシフェラーゼ遺伝子 (luc2, luc2P, luc2CP) を持つ3種類の 最小限プロモーター(minP) ベクターがご利用いただけます。Luc2遺伝子からはほとんどの変則的に働く転写因子結合サイトが除去され、コドンの最適化により哺乳動物での発現が向上しました。luc2P、luc2CP およびRapidResponse™ 遺伝子はluc2遺伝子にルシフェラーゼの細胞内半減期に影響を及ぼす分解配列を付加したものです。RapidResponse™ 遺伝子は刺激に対してより素早く応答しますが、シグナル強度を犠牲にしています。luc2P遺伝子(半減期 1時間)はluc2(半減期 3時間)よりもより早く応答しますが、中程度のシグナル強度を示し、luc2CP(半減期 0.4時間)はさらに迅速に応答しますが、シグナル強度は低く抑えられています。このminPベクターは選択マーカー(ハイグロマイシン)有/無の2タイプがご利用いただけます。研究をスピードアップするために、すでに応答配列を組み込んだpGL4.27ベースのプレデザインされたパスウェイベクターをいくつか揃えています。これらのいくつかは安定細胞株 (GloResponse™ Cell Lines) もご用意しています。
- プレデザインベクター:クロニングする手間やアッセイによる確認が不要
- レポーターの発現増加: 哺乳動物発現のためのコドン最適化
- バックグラウンドとアーティファクトのリスクの低減: 変則的なDNA調節エレメントおよび転写因子結合サイトを除去
- 応答時間を改善: ルシフェラーゼ遺伝子の不安化させてたRapid Response™ テクノロジー
- トランジェント/安定発現でも: 哺乳動物用の選択マーカーを選択可能
- 転写調節
- ウイルス-細胞 相互作用
- 化合物スクリーニング
- 翻訳後修飾
- GPCR シグナリング
- 細胞内シグナリング
- プロモーター分析
Protocols & Applications Guide もご参照ください。
【ライセンス】pGL4ベクターシリーズ
About the pGL4 Reporter Vectors
The pGL4 Vectors offer increased reporter gene expression with codon optimization of synthetic genes for mammalian expression and reduced background and risk of expression artifacts with removal of cryptic DNA regulatory elements and transcription factor binding sites. Firefly luciferase has options that offer improved temporal response with the destabilized Rapid Response™ luciferase genes.