psiCHECK™-1およびpsiCHECK™-2Vectorは、RNAi実験初期段階における最適化を定量的、迅速に行うためにデザインされています。標的遺伝子と融合されたレポーター遺伝子の発現変化をモニタリングします。両ベクターとも第1レポー ター遺伝子としてウミシイタケルシフェラーゼが利用されており、目的の遺伝子はマルチクローニング領域にクローニングします。目的遺伝子に対する合成siRNAまたはinvivoで発現したshRNA(shorthairpinRNA)によるRNA干渉機構が開始されると、標的遺伝子のmRNAの切断に引き続き、それと融合するウミシイタケルシフェラーゼ遺伝子のmRNAも分解されます。これにともなうウミシイタケルシフェラーゼ活性の減少を測定することにより、簡便にRNA干渉効果をモニタリングすることができます。GFPやフラッグ-タグなど、その他の融合法によるアプローチと較べ、より便利、迅速に感度の高い定量が行えます。
psiCHECK™-1Vectorは、生細胞におけるRNAi効果のモニタリングに使用することを推奨します。ウミシイタケルシフェラーゼ活性の変化は、細胞内ウミシイタケ発光を持続的にモニタリングできるEnduRen™LiveCellSubstrate(カタログ番号E6481)で測定することができます。この試薬を用いれば、細胞の生理機能を損なうことなくウミシイタケルシフェラーゼの発現を約2日間持続的にモニタリングすることができます。
psiCHECK™-2Vectorは、第2のレポーター遺伝子であるホタルルシフェラーゼ遺伝子も組込まれており、細胞溶解によるエンドポイントアッセイが行えます。ウミシイタケおよびホタルルシフェラーゼ活性はDual-Luciferase®ReporterAssaySystem(カタログ番号E1910)で測定することができます。このホタルルシフェラーゼ遺伝子の導入により、ウミシイタケルシフェラーゼ発現の補正を行うことができ、安定で再現性のある結果が得られます。
- 経済的: 汎用されるルミノメーターで定量でき、高価な機器は不要
- 選択性: 生細胞または細胞溶解による測定プロトコル
- 迅速: 労力と時間を費やすアッセイが不要で、表現型の変化を待つ必要もありません
- 便利: psiCHECK™-2Vectorを用いれば、トランスフェクションの補正が簡単
Protocols & Applications Guide. も併せてご参照ください。
【ライセンス】
Luciferase Vector