ProAlanase が最も効果を発揮する低pH環境では、ジスルフィド結合のスクランブルや、脱アミドなどの人工的な非酵素的翻訳後修飾(PTM)を最小限に抑えることができます。
さらに、超酸性の pH は NISTmAb IgG の効果的な変性剤として作用し、塩酸グアニジンのような変性剤を追加することなく、ヒンジ以外のすべてのジスルフィド結合領域の効率的な消化と割り当てを可能にしました。トリプシンを用いて pH8.0 の同様の非変性条件下で消化すると、消化率が悪く、わずかなジスルフィド結合しか割り当てられませんでした。
参考文献: Samodova, D. et al. (2020) ProAlanase is an effective alternative to trypsin for proteomics applications and disulfide bond mapping. Mol Cell Proteomics 19(12), 2139–56.