HaloTag® Protein Purification Systemは、大腸菌などで発現させる組換えタンパク質の発現量および可溶性を増加させる新規なタグであるHaloTag®の融合タンパク質の精製用にデザ インされています。 HaloTag®テクノロジーでは、目的の タンパク質を効率的、特異的に捕らえ、共有結合により捕捉することができます。HaloTag®タンパク質は 34kDa のヒドロラーゼ変異体で、担体表面に固定されたクロロアルカン-リガンドを介してHaloLink™ Resinに共有結合します。TEV プロテアーゼを用いることでHaloLink™ Resinより標的タンパク質を切り離すことができます。TEV プロテアーゼのN末端にはHQタグ が付加されているのでHisLink™ Resinを用いて容易にプロテアーゼを除去することができます。HaloTag®タンパク質をコードし、大腸菌での発現に適したベクターは、 pFN18A HaloTag® T7 Flexi® Vector(Cat.# G2751)および pFN18K HaloTag® T7 Flexi® Vector(Cat.# G2681)です(キットには付属しません)。
HaloLink®テクノロジーは迅速、便利にHaloTag®融合タンパク質の発現を確認でき、同様にHaloTag® TMR Ligandで蛍光標識した後SDS-PAGEを行うことでHaloLink™ Resinへの固定化効率もモニターできます。ガイドライン: HaloLink™ Resin Technical Manual #TM250、HaloLink™ Protein Array Technical Manual #TM310、HaloCHIP™ System Technical Manual #TM075.
- Hisタグ、GSTタグ、MBPタグよりも優れたタンパク質収量、純度、活性:HaloTag®融合タンパク質がHaloLink™ Resinにより特異的に捕らえられ共有結合
- 大腸菌における発現量および溶解性が向上:HaloTag®タンパク質がタンパク質発現を増進し、可溶性が2~20倍向上
- TEV ProteaseによりHaloTag®を切除した目的タンパク質を効率的に精製:HaloTag®と目的タンパク質の間のポリペプチドをTEV Proteaseが認識、切断後のHaloTag®はレジンに共有結合で捕捉されたまま
- 簡便:すべての精製ステップが1種類のバッファーで完結。下流のアプリケーションにも適応するバッファー
- 蛍光HaloTag®リガンドでタンパク質の発現レベルを簡単にIn-Gel検出、定量:HaloTag®タンパク質とリガンドの結合は安定なため、SDSサンプルバッファーでボイルした後にSDS-PAGEに供することが可能
- 大腸菌で発現させたHaloTag®融合タンパク質の精製、特に発現が困難なタンパク質の精製
- 哺乳動物細胞やセルフリーシステムで発現させたHaloTag®融合タンパク質の精製
【ライセンス】HaloTagシリーズ
【Q&A】HaloTag Protein Purification System
カタログ番号G6280は25% HaloLink™ Resin懸濁液が100mlと、TEV Protease、HisLink™ Resinを含みます。カタログ番号G6270は25% HaloLink™ Resin懸濁液が10mlと、TEV Protease、HisLink™ Resinを含みます。