Lumit® テクノロジー : 迅速 & 簡便なイムノアッセイ
Lumit®テクノロジーは、バイオルミネッセンスを利用した免疫検出システムであり、研究用および臨床応用向けに、迅速・高感度かつ高精度なイムノアッセイを提供します。
Lumit®テクノロジーとは
Lumit® Technologyの仕組み
Lumit®イムノアッセイは NanoBiT® スプリット ルシフェラーゼ テクノロジーを採用しています。この技術では、解析対象に対するセンサー(例:抗体、抗原、結合タンパク質)に、以下の2種類のルシフェラーゼサブユニットが化学的に修飾されています。
- Small bit (SmBiT)
- Large bit (LgBiT)
センサーがターゲットアナライト(分析対象物)に結合すると、SmBiTとLgBiTが近接し、活性型のルシフェラーゼ酵素が形成されます。検出試薬を添加することで、この酵素が発光シグナルを生成し、非常に高感度な検出を可能にします。
Lumit® Immunoassayの仕組みを動画でみる
Lumit®イムノアッセイの特長
- 洗浄ステップ不要:ばらつきを低減し、ワークフローを簡素化
- 高速な結果取得:短時間でデータを取得可能
- 高感度:バックグラウンドノイズを最小限に抑え、微量ターゲットを検出
- 自動化が容易:大量サンプルを処理するハイスループットラボに最適
柔軟なアッセイフォーマット
Lumit®テクノロジーは、さまざまな実験ニーズに対応する複数のアッセイ構成をサポートしています。
直接検出: SmBiTおよびLgBiTで標識された一次抗体が、ターゲットアナライト(分析対象物)に直接結合します。
間接検出: SmBiTおよびLgBiTで標識された二次抗体を使用します。アッセイ開発における柔軟性を提供します。(例:Lumit® Immunoassay Cellular Systems)
競合結合法:抗体およびトレーサーの標識が必要です。低分子の検出やその他の特殊なアプリケーションに適しています。(例:Lumit® FcRn Binding Immunoassay)
さらなる応用例
Lumit® テクノロジーの新たな応用分野を開発し続けています。例えば:
生化学的タンパク質間相互作用
Lumit® Anti-Tag Protein Interaction Reagents はタグ付きのタンパク質間の相互作用を検出します。
二本鎖RNA検出
Lumit® dsRNA Detection Assay はペプチドセンサーを利用して二本鎖RNA(dsRNA)を検出します。
臨床現場即時検査(POCT)/ハイスループット検査
Lumit® Flex は臨床用途向けに設計された3つの構成要素を持つ補完システムです。
ウェビナー
脱ELISA!Lumit®イムノアッセイを体験しよう
Lumit®イムノアッセイを使えば、ワークフローを大幅に簡素化し、より短時間で結果を得ることができます。このウェビナーでは、サイトカインの検出、翻訳後修飾の解析、抗体結合の評価など、実際の使用例をご紹介します。さらに、ご自身でLumit®イムノアッセイを簡単に構築する方法についても学べます。
バイオルミネッセンスでアナライトを検出:Lumit®テクノロジーのご紹介
Lumit®テクノロジーの原理と、それをさまざまなアッセイ形式にどのように応用できるかをご紹介します。このウェビナーでは、生物発光を活用することでイムノアッセイがより速く、より簡単になる仕組みを解説し、この技術をご自身の研究にどのように活かせるかについても具体的にご説明します。
技術資料
イムノアッセイ入門ガイド
イムノアッセイが初めての方へ。このガイドでは、代表的なイムノアッセイの種類と、それぞれの利点・欠点についてご紹介します。さらに、目的に応じて最適なイムノアッセイを選ぶためのポイントも解説しています。
論文
査読付き論文でのLumit®テクノロジー活用例
Swiatnicki, M. et al. (2022) Profiling oncogenic KRAS mutant drugs with a cell-based Lumit p-ERK immunoassay. SLAS Discov. 27, 249–257.
Hwang, B. et al. (2020) A homogeneous bioluminescent immunoassay to probe cellular signaling pathway regulation. Commun. Biol. 3, 8.
Kincaid, V. A. et al. (2022) Simple, rapid chemical labeling and screening of antibodies with luminescent peptides. ACS Chem. Biol. 17, 8, 2179–2187.
Hall, M. P. et al. (2021) Toward a point-of-need bioluminescence-based immunoassay utilizing a complete shelf-stable reagent. Anal. Chem. 93, 12, 5177–5184.
Torio, E. A. et al. (2022) Development of a rapid, simple, and sensitive point-of-care technology platform utilizing ternary NanoLuc. Front. Microbiol. 13, 970233.