HDAC-Glo™ I/II AssaysおおびScreening Systemsは、1回の試薬添加だけで操作が完了するホモジニアスな発光アッセイシステムで、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)クラスIおよびIIの相対的な酵素活性を細胞、抽出液、精製酵素などのサンプルソースより測定することができます。このアッセイでは生細胞透過性の発光性アセチル化ペプチド基質を使用し、これがHDAC活性により脱アセチル化されます。このペプチドアミノルシフェリン基質の脱アセチル化は、Developer Reagentに含まれるアミノルシフェリン基質より脱アセチル化ペプチドを切除するプロテアーゼ消化反応と遊離したアミノルシフェリンを定量するためのUltra-Glo™組換えホタルルシフェラーゼによる発光反応の連動により測定することができます。アッセイの反応は通常15~45分以内に完了し、サンプルを移し換えるような手間もありません。HDACを介した発光シグナルは持続性(半減期3時間以上)を持ち、マルチウェルプレートのバッチ処理も行えます。このHDAC-Glo™ AssayはクラスIおよびIIの酵素で広く使用することができます。
HDAC-Glo™ I/II Screening Systemに含まれる、あるいは単品で入手可能なTrichostatin Aは既知の全HDAC阻害剤でポジティブコントロール阻害剤として使用します。Trichostatin Aは濃度10mMで供給されます(DMSO中)。
HDAC-Glo™ I/II Screening Systemsに含まれる、あるいは単品で入手可能なHeLa Nuclear Extractはヒストン脱アセチル化酵素活性のソースとして使用されます。また、希釈したエクストラクトはHDAC-Glo™ I/II Assay反応のコントロールとしても使用されます。
- 簡便な脱アセチル化活性の測定:1液を添加するだけの”添加 - 混和 - 測定” フォーマットのホモジニアスなプロトコルなので容易に実験台でのアッセイからスクリーニングに移行できます。
- 高感度:蛍光法よりも10~100倍の感度
- 迅速なデータ収集:最大のシグナルは約15分後に得られ、長時間安定に持続するため容易に自動化ハイスループット処理に適応し、インジェクターの無いルミノメーターで測定可能。
- 様々なサンプルタイプに順応:サンプルとして生細胞、細胞抽出液、精製組換え酵素を使用可能。
- 精製酵素、細胞抽出液、(培養プレート中の)培養細胞を用いたHDAC阻害剤の力価測定
- 精製酵素のHDAC阻害剤プロファイリング
- 細胞生存性試験との同一ウェル内でのマルチアッセイにおけるHDAC阻害剤力価と細胞の運命の相関性決定
- コントロール基質を用いた脱アセチル化阻害の確認
サイズ10mlは96ウェルプレートで100ウェル分(100μl/ウェル使用時)、384ウェルプレートで400ウェル分(25μl/ウェル使用時)に相当。HDAC-Glo™ I/II Control Substrateの濃度は10mMで、HDAC-Glo™ I/II Reagentとともに使用した場合96ウェルプレートで480ウェル分に相当